
当社の工場部門は、その規模から職能単位で編成された組織とはなっておりません。
故に、工場部門のスタッフは、各種の作業、設備、業務にて多岐に渡る知識・経験を積んでもらう必要があります。
よって、会社として、
- 多能工化を支援する
- 専門資格の取得を推奨する
など、スタッフの技能向上に向けた取り組みにも力を入れています。
高知缶詰流5S活動
また、これらを支える人材育成の土台として、5S活動に力を入れて取り組んでおります。下記に5S活動の要諦をご説明させて頂きますが、まだまだ発展の途上にあります。引き続き、お客様や外部指導アドバイザーの方々より、ご指導賜りながら、活動自体の改善に努めて参りたいと思います。
1.要諦
ただきれいにする事(3S:整理、整頓、清掃)ではなく、会社運営の質を高める全員参加の活動である。
2.目的
「栗で日本一を目指す」会社である。その為には、絶えず会社運営の質を改善・進化させていく必要がある。
3.具体論
- ①ルールを守る心掛け(躾)の養成
- ●皆が働く職場だからこそ、皆が守れるルールを、皆で考え、合意に至ったルールは、全員が守る。美しく保つという意識・心掛けの統一を図る。
●何故?
・意識・心掛けの統一が無い限り、3S(整理、整頓、清掃)だけとなり、一度きれいになるが、また元通りになってしまうから。
・他人への迷惑を顧みない行動が常態化すると環境劣化が始まるから。
- ②人財の養成
- ●受身の技能向上ではなく、主体的に自分で考え行動できる人財を養成する。
●何故?
・ 個人の技能は向上するが、それが必ずしも工場の総合力には直結しないから。
・ 意識(心掛け)の統一無しには、個人技能で終わってしまい、『自立走行型のチーム・現場』とはならないから。

出所: 高知県技術指導アドバイザー 門田様作成資料より抜粋
- ③見える化
- ●誰が見ても分かる。見える管理を推進する。
●何故?
・ ムダがない。 (例: 探す手間が省ける。)
・ 個人の能力によるムラがない。(例: 誰が見ても異常がすぐ分かる=是正可能)
- ④標準化
- ●現場で使える作業標準の整備・活用を進める。
●工場営業が可能な工場とは?
・誰がやっても同じ品質を維持するため。
・標準作業は、ベストプラクティスであり、ベテランのノウハウでもある為、多能工化には必須の要素である。
- ⑤工場営業
- ●前述の①~④を推進することにより、『工場営業が可能』な工場を目指す。
●何故?
・お客様が見て実力が分かる工場であり、
・お客様の信頼を確保できる工場である。
4.活動推進方法
出所: 高知県技術指導アドバイザー 門田様作成資料に一部加筆
- Plan/テーマ決め (工場長、担当次長、5Sリーダー)
- • エリア毎の要改善箇所や問題等の抽出
• 情報共有、改善処置の決定、日程検討 (定期ミーティング、インフォーマルミーティング)
- Do/実行 (工場長、担当次長、5Sリーダー、各スタッフ)
- • 修繕・改善作業の実行、整理・整頓・清掃(3S)の実行、作業標準や掲示書類の作成および回覧
- Check/結果確認 (工場長、担当次長、5Sリーダー)
- • 不定期パトロールや担当者チェック
• 修繕・改善後の状態確認、3S実行後の清潔状態の確認、作業標準や掲示書類取り決め事項の履行状況確認
- Action / 効果確認・再改善 (工場長、担当次長、5Sリーダー)
- • 不定期パトロールや担当者チェック
• 是正処置の検討と実行